第95回定例会セミナー

遠赤外線並びに、イオン放射材料と
製品開発へ応用展開セミナー
平成15年5月9日(金)


「レジオネラ殺菌対応セラミックスと商品開発のヒント」 遠赤外線応用研究会 専務理事 江川 芳信
「マイナスイオンによる自動車などの燃費向上研究」 久留米工業大学
工学部交通機械学科
教授 渡邊 孝司
「遠赤外線・イオン放射機能材料の現状と今後の展望」 OHT技術士事務所
所長 大森 豊明


セミナー報告
 5月9日(金)に開催された遠赤外線応用研究会主催の第95回定例会「遠赤外線並びに、イオン放射材料と製品開発への応用展開」と題したセミナー(大阪厚生年金会館)は約40名が参加した。講演は「レジオネラ殺菌対応セラミックスと商品開発のヒント」(当研究会専務理事、江川芳信)「マイナスイオンを利用した自動車などへの燃費向上研究」(久留米工業大学工学部交通機械工学科教授、渡邊孝司氏)「遠赤外線・イオン放射機能材料の現状と今後の展望」(OHT技術士事務所所長、大森豊明氏)の演題で行われた。
 江川は、最近またマスコミをにぎわせているレジオネラ属菌に対する具体的な商品開発事例を紹介。続く渡邊氏は、10年以上にわたるマイナスイオンによる燃費向上研究結果を多数の実例をあげて紹介。トルマリンと希土類元素を組み合わせた商品が効果的だとし、磁界(磁場)や超音波は問題もあり、あまり普及していないのが現状という。また遠赤外線による効果に関しては、過去の研究から関与していなくて、あくまでも有効なのは「マイナスイオン」ということだった。
 最後の大森氏は機能材料の考え方やその種類、開発手法などについて言及、自身がかかわってきたテーマや論文等を紹介した。
 新しい考え方や人のやっていないことを手がけると、必ず抵抗がある。既存の考えに立脚した先入観が災いして、「そんなことがあるはずがない」となる。その傾向は大企業や年齢を重ねるほど強くなってくる。特に我々の関係する「遠赤外線」「マイナスイオン」「水」の分野では顕著である。それだけにセミナー等を通して新たな知見を広め、それを確認または検証していくことが大事だ。