イオン情報センター

2004年8月

■ 8月の一言
 シャープがまたやってくれました。7月27日、同社開発の除菌イオン(プラズマクラスターイオン)に、猫の嘔吐や下痢の原因となるネココロナウイルスを破壊する新効果があることを実証したと発表した。同ウイルスは重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)ウイルスと同じ科に当たり、SARS対応の第一歩にもなるという。このニュースはほとんどの新聞に掲載されたので、かなりの人が見たことだろう。
 同社のように常に新しい可能性を探り、それを実証試験で確認して業界内で確たる地位を築いていくことは、マイナスイオンの分野だけでなくすべての業種に通用するもので、他社の後追いやサル真似では勝ち残れないのは明らか。



■ 最新ニュース紹介


◆ 三優(大阪市淀川区)は、浄化活水器市場に参入する。マイナスイオン発生や遠赤外線、防菌、防臭、防錆効果があるという機能性セラミックス「サンセラム」で他社との違いを打ち出す。第一弾としてネット販売や代理店を募っていく。家庭用も8月に発売、売上高は前年比5倍の1億円(05年3月期)を見込む。
 このほど発売したのは「ミネラルイオン/浄化活水器・サンセラム」。価格は21万円で初年度250台を見込む。同社は健康食品や入浴剤のメーカーで、4年ほど前から浄化活水器開発を進めていた。
 構造は活性炭フィルターとサンセラムを個別の円筒状ステンレス容器に入れた連結タイプ。サンセラムは50gで2,000個のマイナスイオン発生能力を有しており、1kg当たり1万5,000円で販売も行う。(7/5 日刊工業新聞より)

◆ 市村工業(東京都武蔵村山市)が販売する、肩こり解消用の健康増進具「ビーンズキュア」が好調だ。本体は直径2cmの薄い丸形で、ブラジャーのストラップに装着して肩にあてる。
 ABS樹脂の本体にNS両極のフェライト磁石を組み込み、肌に触れる表面部分に薄いチタンをはった。独自の工法でチタンの酸化被膜を厚くし、光触媒作用を高めた。マイナスイオンを発生させ、血行を促進させるという。03年9月から販売を開始、現在月産約1万セット。インターネット販売のほかに、東急ハンズなどでも扱っており、今後もこのペースでの継続を目指す。
 メーンの板金加工業に加え、自社製品を生み出そうと社内の若手からアイデアを募ったのがきっかけという。設計・開発とチタンの加工は社内のノウハウを活用した。今後も製品開発を続けていき、将来的には独立を目指している。(7/5 日刊工業新聞より)

◆ NATUR(大阪市中央区)は山口県産業技術センターと薬仙石灰(山口県美祢市)は共同開発した、オール無機素材によるしっくい塗料「しっくのん」を本格販売する。すでに横井林業(大阪市中央区)などを通じ大阪市内のマンションやテナントビルの室内外リフォームに使用。環境浄化や健康面への良好な効果を確認している。1平方メートル当たり材料・施工価格は1,700円。
 同塗料は消石灰を主成分として壁の土塗りなどに使われてきたしっくいに、酸化チタンやマイナスイオン発生セラミックス、粉末活性炭などを混合。ペースト化してコンクリートや石こうボード、既設クロスの上に直接、ローラーやはけ、スプレーなどで塗装できるようにした。 (7/7 日刊工業新聞より)

◆ タカラはマイナスイオンを発生する電球「イオライト 月光浴」を11月に発売する。
 マイナスイオンを大量(100万個)に発生させる装置を搭載し、室内に効率よく行き渡らせる。
 商品は特許コンサルティングのアンノオフィス(東京都港区)と共同で開発。価格は3,999円。年間20万個の販売を見込む。(7/13 日本経済新聞より)

◆ エスカコーポレーション(兵庫県加古川市)は、微量の放射線を含んだポリエステル不織布「ホルミックシート」を完成、寝具用にサンプル出荷を始めた。価格は1平方メートル当たり1,500円。
 放射線を含んでいる天然石石を粉砕焼成、不純物をなくしたパウダーにして不織布の中に含ませる。不織布重量の20〜25%にパウダーの付着量を抑え、放射線を0.37μsv/hに調整した。マイナスイオンに換算すれば1,300個発生という。(7/16 日刊工業新聞より)

◆ バイオネット(北九州市八幡西区)は、マイナスイオンを発生するリストバンドなどを製品化した。マイナスイオン放射率が高いイオン鉱石の成分をシート化し、各製品に組み込んだ。価格は5,000〜1万2,000円。 「バイ・イオン」ブランドでリストバンドのほか、ひざやひじ用のサポーターやドライブシート等を売り出す。製品の信頼度を高めるため、販売店にマイナスイオン測定器や位相差顕微鏡(血液の状態が分かる)を必ず設置させる意向という。 (7/26 日刊工業新聞より)

◆ テイエム・テクノ(山形市)は、温浴施設向けにトルマリン販売を強化する。同社が携わった温泉施設が8月に相次いでオープンすることから、これを機に温泉旅館やビジネスホテルやレジャー施設などへ幅広く提案営業する。
 同社はトルマリン応用製品開発のベンチャー企業で、原石を販売するだけでなく、効果的な使用法を提案し、年間売り上げ5,000万円を目指している。(7/30 日刊工業新聞より)


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